人の魂は主のともしびであり、人の心の奥を探る。
良心は心の中をはっきり照らして、 隠れた思いを明るみに出す、主の光です。
主の灯は人間の吸い込む息。 腹の隅々まで探る。
心に潜む人の霊は、神へと導くともし火であり、 神はその心の奥底を見通す。
主なる神は土のちりで人を造り、命の息をその鼻に吹きいれられた。そこで人は生きた者となった。
しかし人のうちには霊があり、 全能者の息が人に悟りを与える。
いつくしみと、まこととは王を守る、 その位もまた正義によって保たれる。
傷つくまでに打てば悪い所は清くなり、 むちで打てば心の底までも清まる。
彼らは律法の要求がその心にしるされていることを現し、そのことを彼らの良心も共にあかしをして、その判断が互にあるいは訴え、あるいは弁明し合うのである。
いったい、人間の思いは、その内にある人間の霊以外に、だれが知っていようか。それと同じように神の思いも、神の御霊以外には、知るものはない。